ようやく期末テストが終了しました。
全力で頑張った後は結果が楽しみです。
今日は3年生が授業でやってきました。
「どうだった?」「 …。」
黙って解答用紙を見せてくれます。
「すごい!やるやん!」と声をかけます。めちゃくちゃ嬉しいです。
特に3年生は今まで何度も悔しい思いをしてきたので、今回は『自己ベストを更新しよう』をスローガンに頑張ってきたのです。まさに自己ベスト更新!
すると「○○ちゃんのほうがすごい。」と友達の結果を伝えてくれます。○○ちゃんは恥ずかしそうに、でもとっても嬉しそうにモソモソと解答用紙を出して見せてくれます。
そして「すごい、やるやん‼」喜びのリレーです😊
2年前、今の3年生が1年生の時にクリスマスをした写真を見ていたのですがあどけない可愛い笑顔の1年生だったみなさんが、こんなに頑張って成長していく姿を間近で見られるのは何にも勝る喜びです。
先日お伝えした葉一先生はたくさんの子たちに勉強を楽しくわかりやすく伝えられてとても素晴らしいと思います。
でも私はやっぱり塾講師って本当に幸せだと改めて思いますなぜなら皆さんと一緒の時間を過ごし、同じ空気感を味わえるから。そして皆さんの本当に嬉しい瞬間に立ち会え、笑顔がそばで見られるからです。
『範囲の広い学力診断テストや模擬テスト』を受けてきたからこそ『テスト範囲が狭い定期テスト』は「勉強しやすい!」と感じてくれたようで、3年生は今までで一番、真剣に勉強していたと思います。
五ツ木模試の結果も返ってきてこちらは全員が満足とはいかなかったのですが、
「良かった子は気を抜かずそれを励みにしよう」
「悪かった子は本番でなくて良かったと思おう」
と話しました。
毎年、11月度の学力診断テストや模擬テストの結果が返ってくると、塾生の中には目に涙をいっぱいためて私たちの話を聞く子がいます。
受験校の決定に直結するこの11月の模試はとても重要で、11月にちゃんと結果を出せるように照準を合わせて夏期講習からずっと準備してきています。ですから11月に思い通りの結果が出ていないと本人が一番こたえているはすです。特に努力してきた子ならなおさら精神的にかなりキツイと思います。
私はこの11月でE判定だった先輩たちの話をしました。
「E判定の結果を握りしめて目を真っ赤にして、それでも『頑張る』と志望校を変えなかった先輩はちゃんと合格したよ。その後の勉強が誰よりもシビアに出来たからじゃないかな。自分に厳しくなれたからじゃないかな。」
時に、励ましより事実の方が人を勇気づけると思うのです。
私たちたまき塾は勉強だけを教えていると思っていません。
一人一人の思いや成長をサポートし、夢を持って勇気を出して前に進めるように道先案内人をしていると思っています。
勉強を教える人でなく『勉強を通して一緒に頑張る同志』という存在でしょうか。私たち講師がどんな時にも受験生の皆さんの足元を照らす灯りになれたらと思っています。
受験を通して自分の将来を真剣に考えたり、悩んだり、不安になったりしてもそれを自分で乗りこえなくてはなりません。きっと高校入試は初めてのことばかりで色々な面でしんどい思いをしていることでしょう。
でもその経験こそが『成長』です。皆さんを強くたくましく鍛えてくれます。そして精神を磨き上げてくれます。そう、たまき塾のたくさんの先輩たちのように!
これからも皆で力と心を合わせて一緒に前に進みましょう!