【オリンピックの女子バスケ】コーチの熱心な言葉かけで『銀メダル』
9月25日放送の『世界一受けたい授業』で、日本の女子バスケットボールを銀メダルに導いたヘッドコーチ、トム・ホーバスさんの『言葉かけ・声掛け』を中心とした指導法が紹介されました。
●就任時に
「東京オリンピックでは決勝でアメリカを倒して金メダルをとりたい!」
「絶対に金メダルをとる!」
どんな状況でも『金メダル』と言い続けられたそうです。
●オリンピックで銀メダルを獲得した試合後の会見で選手たちを
「スーパースター選手ではない、スーパーチームです。」
と評されました。
選手たちはスーパースターと言われるより、嬉しかったそうです。
●『コーチが心から言わないと選手たちはわかる』との思いから、通訳をつけずに自分の熱い言葉で指導することを徹底されました。
MBAで選手だった時、コーチが良い・悪いを言ってくれなかったことがつらかった経験からだそうです。
●フランスとの試合で「みんなの顔も良くない」と選手を注意されました。
選手たちは日ごろからミスは仕方がないけれど、その後にヘッドダウンする(落ち込む)と叱られたそうです。
『エネルギーで負けているのが一番いけない』との熱い思いからです。
4年間、日本代表のヘッドコーチを務められて
「厳しい言葉をかけたけれど、最高の笑顔を見られて嬉しかった。」
「選手が私を尊敬し、信頼してくれた。そして私も選手を尊敬、信頼していた。」
とおっしゃっていました。
これらの言葉かけ・声掛けを中心とした指導法と固い信頼関係が銀メダルを取る原動力だったのですね。
【たまき塾でも徹底】一人ひとりにむけた言葉かけ・声掛け
たまき塾でも、出来るだけ塾生の皆さんが『やる気になる言葉かけ』を意識しています。
授業中、一度も名前を呼ばないことはありません。
一人一人にしっかり伝わるように、名前を呼んでの言葉かけをしているからです。
親しみと熱い思いを込めてファーストネームを呼ぶようにしています。
さらに
厳しい言葉をかけるときには全体に、
ほめるときは一人ひとりと意識しています。
私は『褒められると嬉しいタイプ』なので、基本的には出来るだけ『良いところを言葉にして褒める』ようにしています。
授業中の声掛けや、宿題に書くコメントを通して
『一人ひとりをちゃんと見ている』
という点は、どこの塾にも負けない自信があります。
講師も
「今日、〇〇さんは、いつもより問題に取り組む姿勢が良いです。」
「〇〇君、とてもよくがんばれています。玉森先生からも褒めてください!」
と報告してくれます。
私たちもトムコーチのように皆さんがやる気になる『魔法の言葉』がかけられるように、熱い思いで皆さんの力をもっともっと引き上げられるようにしていきたいと思います。
そのために『世界一の練習量』にしていけるように、授業や宿題を工夫していきますね。一緒に頑張りましょう!
「厳しい言葉をかけたけれど、最高の笑顔を見られて嬉しかった!」と言うのを楽しみにしてますね。