先日「先生、お久しぶりです!」と
卒業生の男の子が2人そろって
笑顔でたまき塾を訪れてくれました。
ふと見ると手にはたくさんのお菓子!
一人は立派に警察官として、もう一人は大学生で忙しい中、
アルバイトをして自分たちが働いたお金で
たくさんのお菓子をたまき塾の皆にと差し入れしてくれました。
「自分たちが塾生の頃、
いつもこんなお菓子を用意してもらっていたから。」
と恥ずかしそうに笑っていました。
今週から冬期講習が始まっていますが、
授業が長い時間で疲れてくるとカンカンに
個包装のお菓子を入れて
「エネルギー補給にどうぞ!」
と配るのは今も変わっていません。
子ども達が好きそうで個包装で食べやすいお菓子を
たくさん選んできたくれたその気持ちがとっても嬉しいです。
警察官になった彼に、
「訓練はとても厳しかったでしょ。」
とたずねると
「自分は体を動かすことが苦ではないので、大丈夫です!」
中学生の時にはおっとり見えていましたが、
凛々しい警察官となった彼。
少年野球から培ってきた体力と根性、
そしてたまき塾で培った知力は本物だったようです。
公立高校から現役合格し、
京都の大学で学んでいるもう一人の男の子も、
すっかり大学生の大人びた表情。
二人とも受けこたえもしっかりしていて、
「立派になって~!」と感激しました。
中学生の時の様子を思い出すと、
二人ともものすごい成長です。
大人になった彼らとたくさん話し、
たくさん笑ったとても幸せな時間でした。
学習塾を舞台にしたドラマ『二月の勝者』で
主人公の塾講師のセリフ
「受験で合格することが最終目的ではない。
受験を通して学ぶことの喜び、
そして己に克つことの尊さを知った者が、
未来を切り拓(ひら)いていく本当の勝者だと思う。」
本当にその通りだと思います。
受験を通して成長し、
未来を切り拓いている卒業生の姿を見ると、
本当に幸せな仕事をさせて頂いていると感じます。
冬期講習で今、頑張っている塾生の皆さんも
『学ぶことの喜び』
『自分に勝つことの尊さ』
を知って、
それぞれの素晴らしい未来を
切り拓く力をつけているのだと信じ、
全力で授業しています。
この冬、たまき塾の先輩たちのように真剣に全力で勉強してみませんか。