『学べる幸せ』『学びの尊さ』見直しませんか？

今年は学徒出陣から80年目の夏を迎えます。

皆さんは【学徒出陣】をご存知でしょうか。

 

第二次世界大戦時に

不足する兵力を補うために

学生らが兵力に駆り出されること、

それが【学徒出陣】です。

 

「どうか、第二の国民たちを

立派に育ててください。」

 

京都大学の学生だった

時若さんがご家族に残した手紙の一節です。

 

学生たちは様々な思いを抱えながら、

無謀な作戦であった、

学徒出陣に駆り出されたそうです。

 

教員になることを願い、

早稲田大学に通っていた大学生が、

学徒出陣で出征する前日、

こっそりと忍び込んだ学校の教室で、

たった一人、先生の真似をしてみて、

夢や思いを振り切り、特攻隊員として

飛びたたれたという記録。

 

ずっと前にドキュメントで見ました。

 

今でも、忘れられません。

塾生に話そうとすると、涙が溢れます。

 

8月15日の終戦記念日には

戦争で奪われたたくさんの

大切な命や人生に思いを馳せ、

今、自由に学べる幸せ、

塾生の皆さんと共に学び、

将来の希望を語れる幸せを

けっして『当たり前』と思っては

いけないのだと、改めて思います。

 

そして、

目の前のキラキラした皆さんに

『お互い精一杯、たくましく生きていこう！』

そんな風に伝えていきたいと思います。

 

夏期講習も残すところ、

あと1週間あまりとなりました。

夏の日差しの中で咲き誇るヒマワリのように

心も学力も見事に咲かせましょう！