【兄妹の3人が元たまき塾生】元講師の訪問と嬉しい報告
今日、たまき塾の卒業生で講師としても長年頑張ってくれた女の子が塾に遊びに来てくれました。
連絡があった時、何か良いことがあったのかしらと思っていたのですが…大正解!
転職して4月1日から新しい職に就くという報告でした。
ずっと以前から希望していた大学職員に採用されたとのことです。
「おめでとう!よかったね。結婚の報告かと思ったわ。」
と言うと、実は…と彼女のお兄さんが結婚したのだとさらに嬉しい報告をしてくれました。
お兄さんもたまき塾の卒業生なのです。
立ち上げたばかりのたまき塾に通ってくれていた2期生でした。
真美ケ丘中学校に通い、クラブチームで活躍する野球少年だったのですが、見せてもらった写真には美しい花嫁さんの横で満面の笑顔の、大人になった立派で晴れやかな彼の姿がありました。
もう一人の妹さんもたまき塾生で(ありがたいことにごきょうだい3人がたまき塾の卒業生なのです…)この春、希望していた保育士として社会人生活をスタートさせるそうです。
ごきょうだい3人がこの春に希望に満ちた新生活をスタートさせること、そしてその嬉しい報告に顔を見せに来てくれたことに胸が熱くなりました。
講師を務めてくれた彼女も転職を前にたまき塾に久しぶりに来て『自分の原点』を振り返ることができた、と喜んでくれていました。
実は彼女は決して最初から優秀だったわけでなく、初回の授業ではいつも戸惑い、何でもスッと一度に理解は出来ないタイプの生徒でした。
けれども、真面目で素直な彼女はその後しっかりと復習して練習してくるので次の週の授業ではだれよりも速く解けるようになっている…その繰り返しでつかんだ畝傍高校を合格でした。さらに努力を継続し国立の大阪教育大学に見事に合格し、たまき塾の講師として戻ってきてくれました。
大学では沖縄舞踊のエイサーのサークルに入り、その隊長を務めながら膨大な時間とエネルギーを費やして予習をし、どの教科も見事に担当して塾生たちに力をつけてくれました。
そして自分の経験も踏まえてやればできるのだと塾生たちを励まし続けてくれました。
4回生の学園祭に彼女のエイサーの演技を見に行かせてもらったのですが、堂々と自信に満ちてイキイキと舞っていた姿に感動したことを昨日のことのように覚えています。
何事も手を抜かず真剣に、情熱をもって取り組んだ4年間がその演技から伝わってきました。
たまき塾生の時から、10年以上も私が書いた手紙を全て大切にとってくれているそうで驚きました。
講師を卒業する時に彼女から頂いた思いのこもった手紙は私の宝物です。
ごきょうだい3人ともがどんな時にも言い訳をしない潔さを持っていました。それぞれの性格で差はありましたが、とても明るく前向きで努力ができる子たちでした。
だからこそ『今』があると思います。
「努力したことは、その時、直ぐには結果にはつながらなくても、必ずいつか自分の力として活かせ、チャンスをつかみ前に進める力になるのだ」と彼女と話していて改めて感じました。
彼女が帰るときに、新中学1年生の可愛い女の子が教室に入ってきたので「たまき塾の先輩なのよ」と紹介しました。
今日来てくれた『夢を叶え新たな道に進む彼女』も、中学1年生になる春にたまき塾に入塾されました。そのころをとても懐かしく思い出しました。
未来からの手紙、未来からの嬉しいメッセージのような気がした嬉しいひと時でした。
明日から4月、今年も一緒に頑張りましょう。
未来のあなたへと続く道を一緒に歩きたいと思っています。