たまき塾ではテキストの宿題もありますが、問題へのアプローチの仕方や理解の状態を知るためにプリントを宿題にして全ページを講師がチェックすることもよく行います。
こちらは中2の文法事項《接続詞》の宿題です。
それぞれが何が出来ていて、どこで間違えているかをしっかり見て、本人のに返却する際に説明したり授業で説明するなど、必ずフィードバックするようにしています。
そして講師のコメントには次もやってみようと思ってくれるような前向きになれる言葉を選んでいます。プラスの言葉でプラスの感情を引き出したいと思っているからです。
これはたまき塾を立ち上げた当初から14年間ずっと続けていることです。
宿題を1ページ1ページ見てコメントを書きながら、「がんばれ、がんばれ、この調子!」と思っています。このコメントがとても嬉しかった、と卒業生も言ってくれます。ただ宿題プリントを提出してくれないことにはチェックも説明も励ましようもありません。
ですから宿題を徹底するように各学年伝えています。たまき塾は各教科必ず宿題を出しますが、それはおうちでトレーニングして理解を深め・出来るを増やし・スピードアップを図るためです。
人は『反復しない』と新しく覚えた事柄を『次の日には約80%忘れる』
宿題は習ってから出来るだけ早めにすることがおすすめです。
心理学の『エビングハウスの忘却曲線』で有名ですが、人は反復しないと新しく覚えた事柄を次の日には約80%を忘れてしまいます。その80%を限りなく少なくするためには、少しの時間で良いので忘れる前に反復することです。
例えば実験によると
- テスト前に《一夜漬けで勉強した子》
- きちんと《計画的に勉強した子》
その時のテストの点数には、さほど点数の差は見られないですのですが、
1ヶ月後に確認すると・・・
- 計画的グループは記憶が定着していた
- 一夜漬けのグループはほとんど覚えていなかった
という結果に。
この結果からも、本当の実力をつけるいう意味では
計画的に学習し、何度も反復していく
ということが必須です。
たまき塾の宿題はその定着のためで、各教科必ず宿題を出しています。「なるほど!」と意味が分かると宿題も苦にならなず、がんばろうと思って頂けると思います。
暗記が苦手だとよくお聞きしますが、暗記力でなく定着させる方法を実践していないことが大きな要因だと思います。
『忘れる前に反復』はとても【お得な勉強法】ですのでお試しください。
塾生皆さん、宿題の提出お待ちしていますね。