謹んで新春のお慶びを申し上げます
皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたします。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
たまき塾の年賀状はこのようなご挨拶にさせて頂きました。
今年ほどこの『ご健康とご多幸を』と強く思ったことはなかった気がします。
日本は言霊(ことだま)の国ですから言葉に力が宿ることを切に願います。
新しい年を迎えるとわくわくした気持ちになります。
自分がより良く変われるのではないかといくつになっても子どものような気持ちになれます。
【授業スタート】まずは中学3年生の冬期講習再開!
たまき塾では昨日から冬期講習再開で中学3年生の授業がありました。
2021年の『初授業』ということで国語の授業で橿原学院の入試問題を選びました。
論説文として出題されていた茂木健一郎さんの文章をぜひ一緒に読みたかったからです。
文章の中には『ガラスの天井』という言葉が出てきます。
『ガラスの天井』とは自分が勝手に無理だと思い込み、「自分の限界を決めてしまっていること」であり、AIが活躍していく社会の中で一人一人がその『ガラスの天井』を自分で打ち破ることが必要である。そうすれば今までより自由に生きられ、人生がさらに楽しめるのだ。
という文章でした。
皆さんも自分で『ガラスの天井』を作ってしまっているのではないでしょうか…?
『ガラスの天井』を自分の手で打ち破る勇気を持とうとこの文章を通して受験を控えて少し不安な思いを抱えているであろう中3生に伝えたかったのです。
国語の入試問題の文章には論説文でも小説でもとても素晴らしいものがたくさんあります。
英語の文章でも解説しながら涙がこぼれるような素敵なお話がたくさんあります。
入試問題は各高校の先生方が心血を注いで選ばれた素晴らしい文章の宝庫です。
入試問題に挑戦しながらその文章を皆さんと読み解くのは講師として最高の喜びです。
今年、卒業生から頂いた年賀状に高校で頑張っている様子とともに
これからも勉強の楽しさを伝えていって下さい!!と力強い字で書き添えてくれていました。
とても嬉しい言葉で背筋が伸びる気がします。
無味乾燥の『お勉強』でなく血の通った文章を皆で感じることが出来るように心が奮える熱い授業を今年も力いっぱい行いたいと思います。