睡眠不足は『子供の脳の成長』を妨げる
明日が期末テストの1日目です。
テストの最大の敵は…睡眠不足!
最近の研究で、記憶を司る司令塔である脳の「海馬」の成長が睡眠の量にはっきりと影響を受けることがわかっているそうです。
さらに十分な睡眠時間をとっている子どもは慢性的な睡眠不足の子どもよりその海馬の体積が大きく、基本的な記憶力も優れているということが脳画像の解析から判明されたそうです。
【引用】『賢い子に育てる究極のコツ』 瀧 靖之著(東北大学加齢医学研究所教授)
睡眠不足は脳の大敵!『早く寝なさい』は成績を上げるキーワード
「寝る時間を削って勉強して、少しでも良い成績を摂ってほしい。」
と望むお母さんが増えているそうですが、睡眠不足は脳の大敵。
子どもの成績向上や受験合格を願うのであれば、しっかりと睡眠時間を確保するように努力する方が賢明だと述べられています。
記憶を司る海馬にとって睡眠は欠かせず「勉強した内容は、寝ている間に脳に定着する!」
このように考えると一夜漬けがいかに効率の悪い方法かがわかるはずです。
せっかく覚えても記憶に留まることなく、どんどん忘れていってしまうからです。
また睡眠不足による注意力・集中力の低下も大きなマイナスです。
勉強はグっと集中して出来るだけ短時間で行い、テスト前日だけでなく勉強を定着させるためにも、日々の集中力を養うためにも十分な睡眠時間をとることはとても大切です。
筆者は「早く寝なさい」が子どもの成績を上げるキーワードになるのではないかと述べられていますが、たまき塾でもよく寝ている子の方は勉強の成果が出やすいことを授業で繰り返し伝えています。
皆さん、明日のテストのために今日は早く寝ましょう。
そして明日の朝すっきりした頭で勉強のウォーミングアップですよ。